アルコールとの付き合い方①

query_builder 2024/02/04
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今回はアルコールが身体に与える影響と対策を2回に分けてご紹介します!


大前提ですがアルコールが栄養的に身体に対して良い影響を与えることはありません!
身体には悪いです!

しかし社会で生きていくのにお酒を飲むことはコミュニケーションをとる有効なツールであり、社会的に「アルコールが悪い!」と言うのは違うと思います。

僕もお酒は好きな方なのでそんなことは言いません笑


とはいえお酒に振り回されるのも嫌なのでいい距離感を保てるようにお酒について少し知りましょう!

お酒の代謝のされ方

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身体の中の流れ

お酒の代謝

まずは飲酒をした時の身体に起こる代謝を大まかにご紹介します。

身体の大きな流れなので知ってて損はないかもです!


お酒を飲むと上の画像のような流れで代謝されていきます。



ここからはこの流れを上手く起こすために必要な栄養素をご紹介します!


②➡︎③

ここではADH(アルコールデヒドロゲナーゼ)という酵素とMEOSという回路によって変換が起きます。

この2つの働きを作る栄養素(補酵素)がこちらです

ADH:ナイアシン(ビタミンB3)・亜鉛・マグネシウム

MEOS:ビタミンB1・鉄


③➡︎④

ここではALDH(アルデヒドデヒドロゲナーゼ)という酵素が必要です。

ALDHの働きを作る栄養素(補酵素)がこちらです。

ALDH:ナイアシン(ビタミンB3)・マグネシウム


ちなみに皆さんが大嫌いな2日酔いや気分が悪くなるのは アセトアルデヒドの影響です。

なので元々お酒が強い人は遺伝的に ADHやALDHの数が多い人です。

後天的に強くなった人はMEOSの働きだと言えます。

MEOSはADHとALDHの補填のような役割をします。




アルコールが与える身体への影響

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腸内環境の悪化

腸内環境

アルコールは腸内環境を悪化させます。


まず直接的には小腸の上皮細胞(バリアのような役割)を崩してしまいます。

それによって本来吸収したくないサイトカインという炎症性のタンパク質を吸収してしまい、身体が炎症状態になってしまいます。


関節的なところで言うとアルコールを摂取すると交感神経が活発になります。

そうすると身体の消化機能は低下するので、それも腸内環境の悪化に繋がります。

自律神経のことはこちらに少し書いてあります。⬇︎

自律神経のボディメイクへの影響


このように直接的にも関節的にもアルコールは腸内環境の悪化に繋がります。


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肝臓の負担が増える

肝機能低下 アルコールとの付き合い方

肝臓が臓器の中でたくさんの仕事をしていることはふんわりイメージがあるかと思います。

「身体の肝心な臓器」それが肝臓です。


まずは大まかな肝臓の仕事をご紹介します。

①タンパク合成

②肝グリコーゲン(糖質)の貯蔵

③有害物質の解毒と分解

④消化液(胆汁)の合成と分泌

⑤血液量と血圧の調節

⑥免疫反応の制御

⑦栄養素の代謝


大まかでもこんなにあるので肝臓の重要性は 伝わりやすいのではないでしょうか?

そしてアルコールは②と③に大きな影響を与えます。


イメージとしては

③の解毒作用の仕事が増える

②の作用で肝臓が貯蔵していた肝グリコーゲンを使い過ぎてしまう

というような流れになります。


なので肝臓の負担が増えることで肝臓のエネルギー自体も減少して機能が低下してしまいます。



まとめ

今回はアルコールが身体に与える影響を中心にご紹介しました。
次回はその対策についてご紹介します。


パーソナルジムBeNextでは、お客様になるべくストレスなくダイエットをしていただくことを目指しております。

そのためには栄養の知識は必須で必要なので、これからもどんどんレベルアップさせていきます!


ぜひ一緒に頑張りましょう!

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