ダイエットの指導をしている中でよく「何を食べたらいいですか?」と聞かれることがあります。
今回はそんな悩みにぶつかった時に役に立つ考え方をご紹介します。
ダイエットを段階分けする
ダイエットをしていくなかで食事にいきなりハードな食事制限をしてしまいがちです。
しかし、身体の生理機能が整っていない段階でカロリーを落とすと甲状腺機能の低下や女性であれば月経の不順が起こったり、不妊に繋がってしまうが可能性があります。
それを防ぐためにはダイエットを段階分けする必要があります。
太っていった食事を「肥満食」とします。
不調をなくしていく食事を「準備食」
体脂肪を減らしていく食事を「減量食」 と分けましょう。
まずは「肥満食」から脱却する必要があります。
ジャンクフードや揚げ物などの高脂肪食や砂糖をたくさん使った高精製糖食を避ける「何を食べない」を決めるような段階です。
「準備食」に移行する
準備食への移行と脂肪食脱却はほとんど同義になります。
「何を食べないか」を決めると同時に「どんな食べものを増やす」というのは同時に行うべきです。
そうする中で1日の摂取カロリーは自然と適正値になりやすいですし、体重の減少も見られることも十分あり得ます。
「減量食」に移行する 身体の不調もなくなり、各栄養素の代謝もできるようになるとカロリーの制限も始めましょう。
ただ、過度なカロリーの制限は甲状腺の機能低下等を招いてしまい脂肪をエネルギーに出来なくなってしまいます。
このようにカロリー制限をするにも順を追って準備する必要があります。
そうしなければダイエットは「根性のいる苦行」のようになってしまいます。
もちろん根性は必要かもしれませんが、それは必要最低限であるべきです。
そのためにもしっかりとダイエットのための準備をしてあげましょう!
なんで質的な改善?
これは前回ご紹介した通りなんですが身体の炎症状態や生理機能を正常化することがそもそも体脂肪を減らしていくことに必要だからです。
質的な改善は栄養の土台作りのようなもので、それをせずにカロリーを制限するのは英語の勉強をするときに単語や文法を全く勉強することなく、いきなり洋画の字幕版から勉強したり、英語の音楽を聴いて勉強しようとするようなものです。
一見良さそうに思えるのですが、こういう勉強法には汎用性が出ずに結局使いにくい英語の能力になるらしいです。
まずはなんでも基礎作りが大切です。
ダイエットにおいてもまずは脂肪を使える身体の土台作りが必要です。
食べもの質を決める
質の改善が大事なことはわかった。
けど結局何を食べたら改善につながるのがわからない。
そんな方に便利なのが「まごわやさしい」です。
これは健康的な食生活を送っていく上で重要な食べ物の質を考える時に覚えておくといい文句です。
この文言のまま食べ物を選べば健康になりやすいというものです。
ま→豆類(大豆製品)
ご→ごま(ナッツ類)
わ→わかめ(海藻類)
や→野菜
さ→魚(肉や魚の主菜)
し→しいたけ(きのこ類)
い→芋(穀物やお米)
これらに気をつけて食事を取ると食事の質的な改善はかなり進みます。
まとめ
今回はダイエットをする時の準備や食事の質についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容に加えて血液検査の数値や、普段の血糖値からご飯を決めていくとよりダイエットの効果は現れます。
ただ今回の内容だけでも効果が出てくる方もいると思うので、当てはまりそうな方はぜひ実践してみてください!!
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