初回体験の流れ | パーソナルジムは和歌山県、和歌山のパーソナルジムBe Next | ブログ

パーソナルジムBeNextではカウンセリングを非常に重要視しております。

むしろ初回体験９０分間全てがカウンセリングと言っても過言ではないと考えております。

もちろん９０分間の中で運動はしていただくのですが、ガッツリ筋力トレーニングだけしたりであったりピラティスだけするということはほとんどありません。

正直そのやり方の方がお客様はやった感も出るし、次の日に起こる筋肉痛などで効果があったと感じるかもしれません。

ただそのやり方には多くのリスクがあり、またお客様の理想へ近づくための最善策だとは限りません。

そして理想に近付くためには「なぜ今の現状（結果）なのかを把握する」（原因）のと、「それを改善するためにどんなことが必要なのか」（対策）を知る必要があります。

この考え方がないと身体の根本的な改善は難しいです。

先ほどの筋トレだけピラティスだけの指導は原因へのアプローチではなく結果へのアプローチになることが多いです。

これを病院で例えると分かりやすいです。

Aさんが発熱のために病院へ行ったとします。

そして検査の結果発熱の原因が食中毒だと分かりました。

ここで病院が解熱剤だけを処方するとどうでしょうか？

食中毒自体は治らないのでまた熱が出てしんどい思いをすることになりそうですよね？

これが結果だけへのアプローチです。

本当に良くするためには食中毒そのものを治す薬を処方しないといけないですし、なんならどんな物を食べると食中毒になるかを知ってもらわないといけないですよね？

病院だとなかなか起こり得ないことが運動指導の場だと起りがちになっているのが今の現状です。

そして皆様の不調や不満の原因はほとんどが日常生活の習慣に原因があります。

それをまず把握しないことには原因を推測したり見つけることはまず出来ないと思います。

そのために私たちはカウンセリングにしっかりと時間を使いお客様の日常を理解し、少しでも寄り添えるように努めております。

カウンセリングの後は身体を動かしながら不調や不満の原因を知る作業に移ります。

この評価は上の画像の「パフォーマンスピラミッド」という概念に基づいて行います。

1段目のポジションは、関節の可動性や安定性を意味します。

2段目のパターンは、動作パターンや運動の制御能力を意味します。

3段目のパワーは、パワー・筋力・スピードなどを意味します。

1段目は、体のそれぞれの部位に問題があるかどうかを評価します。

車に例えるなら車のタイヤ、ハンドル、ミラーなどのパーツに問題があるかどうか？

車に故障がない状態で、運転をする方が望ましいですね。

2段目は、正しく体を動かす能力があるかどうかです。

車に例えるなら、運転する能力があるかどうか？

車に故障がない状態で（1段目）、ドライバーの運転スキルがあれば（2段目）、車を操るパフォーマンスは高くなります。  

3段目は、パワーがどれくらいあるかどうかです。

車に例えるなら、排気量がどの程度あるかどうか？

車に故障がなく（1段目）、ドライバーの運転スキルも高く（2段目）、車の排気量も大きければ（3段目）、 車の運転においてかなりのハイパフォーマンスを発揮することができます。  

4階段目は、実施するスポーツのスキルです。

4階が大きくても、1階、2階、3階が小さければ、ピラミッドは不安定になってしまいます。

つまり、パフォーマンスは高く積み上げることが難しく、不安定になってしまいます。  

皆様のパーソナルジムに持っているイメージは３段目のパワーの部分をガンガン鍛えるみたいな感じではないでしょうか？

パーソナルジムBe Nextではそのようなことは行わず身体の評価をこのパフォーマンスピラミッドの概念に基づいて1段目２段目から評価を行います。

そして感覚的な評価も行います。

これは２段目にも影響するのですが、皆様の不調や不満の原因は関節可動域や筋力にばかり依存するわけではありません。

例えば姿勢が悪いみたいなパターンです。

その場合皆様の感覚が原因なことも多いです。

これは以前ご紹介しているこの記事をご覧ください⬇︎

姿勢を良くするのは筋肉？

この感覚統合の基礎である視覚・前庭覚・体性感覚の3つの感覚も評価することで根本的に原因となっているものにアプローチすることが出来ます。

この2つの評価をもとに対策をすることで根本的なアプローチをすることができ、ずっと快適な身体や戻りにくい姿勢の改善をすることが可能です！

私たちは目先のやった感でお客様に与えられるものは少ないと感じています。

せいぜい筋肉痛くらいではないでしょうか？

初回の体験はもちろんビジネス的に大事な時間です。

なので筋肉痛が起きることで「やった感」が生まれればもしかしたら成約に繋がるのかもしれません。

ただ我々はそのような仕事のしかたを良しとは思いません。

この体験の時間はお客様がご自身の身体と向き合う時間だと捉えています。

自分のできることとできないことに向き合い、新しい自分になるために挑戦する。

これがパーソナルトレーニングだと思います。

「Be Next」という名前は次の自分になれる場所という意味でつけた名前です。

体験はその第１歩を踏み出す大きなチャンスです。

ぜひ私たちと一緒に次の自分と出会いましょう！！